NVIDIAが台湾のフォックスコンとEV車の製造・開発で提携することを発表しました。
NVIDIAはパソコンのGPUの開発で有名ですが、一時期は暗号資産ブームに乗って同社のGPUが売れました。
そして、暗号資産ブームが終焉すると今度は自動運転プログラムで覇権を獲りつつあります。
NVIDIAの凄いところは、テスラやトヨタ、日産などが独自の自動運転プログラムの開発でしのぎを削る中、いち早く自動運転プログラムをオープン化して世界中の自動車メーカーと提携し始めてるところです。
・オープン化
・一点集中
オープン化と一点集中は、過去に世界的に成功した企業がとってきた勝利の重要な条件です。
NVIDIAはAI分野のハードウェアとソフトウェアが得意分野です。
このAIへの一点集中とオープン化の両方を満たしてる企業って今はNVIDIAだけじゃないでしょうか？
テスラが2022年に過去最高の販売台数だったと発表しましたが、たかだか130万台程度です。
トヨタは1000万台近くを販売してるので、トヨタにとっては屁みたいな販売台数です。
しかしここにきてNVIDIAという、EV車の中でも特定部分に限って一点集中し、かつ世界中のメーカーと提携し始めてる企業が現れてきました。
日本の企業、国内で争ってる場合じゃないんじゃないでしょうか。。ちょっと心配です。
