録り溜めしていた関テレの「エルピス」を全話見ました。

 

エルビスプレスキーが好きな面々が巻き起こすドタバタ劇のコメディだとばかり思ってたので、良い意味ですっかり予想を裏切られました。

 

一応フィクションの体を取ってますが、すっかり面白くなくなったテレビ、特に特ダネスクープが皆無になってしまった報道に関しての内情を描いたほぼほぼ事実だと思います。

 

これほど夢中になって見たテレビドラマは数年ぶりです。

 

めちゃめちゃ面白くて、一気見しました。

 

ドラマとは言え、よくここまで内情を描けたものだと思います。

 

放送局はフジテレビですが政策は関テレです。関テレだから制作できたんだと思います。

 

関テレにはこういったものを作ろうという気概を持った人がまだいるということです。

 

今のテレビは批判を恐れ、無難なものばかり作ります。だから面白くありません。

 

面白くない原因は明らかですが、それを解決できません。

 

テレビの前は新聞がそういう組織になりました。

 

だから独自取材をしなくなり、スクープもほぼなくなり、警察発表をただ載せるだけのつまらないものになりました。

 

だから発行部数も減り続けてますが、もうこの組織は自浄能力も無くなってるでしょうね。

 

官製の安楽死計画みたいなものです。放っておけば死に絶えます。