一時151円まで円安になりましたが、財務省が再度市場介入を行いました。

 

これで一気に144円まで円高になりました。

 

以前、市場介入で財務省が儲かった額を計算してみましたが、今回も計算してみました。

 

以前計算したのと同じ、111円頃に米国ドルを市場介入で購入したものとして計算してみます。

 

今回は151円での介入だったので、

 

151 ➗ 111 = 1.36

 

です。約36%が外国為替の取引で儲かった額です。

 

普通、私たち国民が外国為替で儲かると、儲かった額の約20%が税金として取られます。

 

しかし、もちろん財務省自身がやってますので税金は取られません。

 

いくらの円を購入したのか、まだ分かってませんが、今回も3兆円ほど購入したとすると、

 

3兆円の36%なので、1兆800億円ほどの外国為替差益が得られたことになります。(しかも無税)

 

前回は8600億円ほど儲かっているので、今回のと合わせるとほぼ2兆円ほど儲かったことになります。

 

日本は外国為替準備金として120兆円ほどを準備していて、この内、アメリカに許可を得ずに売れるドルが20兆円分ほどあると言われています。(なぜかこの金額は日本の資本としてカウントされてません。)

 

前回と今回の介入で6兆円ほどを使ったと思われますが、まだまだ市場介入の余裕があるわけです。

 

さて、併せて2兆円ほど儲かってるわけですが、あと一回市場介入すると1年間消費税減税しても余りあるほどの財源が確保できることになるわけですが、どう使われることでしょうか。

 

でも「減税だけは絶対にしない」と断言してるすごい首相がいるんですよねー。