みずほ銀行が楽天証券に出資すると報道され話題になりました。
三井住友FGはSBI証券に出資すると報道されこちらも話題です。
SBI証券はネット銀行もやってますが、実は最近ヤマダ電機とか
「あんたが銀行業するの?!」
みたいな企業が続々と銀行業を始めてますが、これは全てBaaS(Banking as a Service)というサービスを利用していて、実は裏側でSBIの銀行サービスが動いてます。
NEOBANK○○という名前がつく銀行は全てSBI銀行と思ってもらって大丈夫かと思います。
これに新生銀行や地方銀行も続々と参入しようとしていて、SBIのBaaSがまさに全国展開の勢いです。
これに対抗するのがネット銀行大手の楽天銀行です。
みずほ銀行は楽天と手を組むことで、若年層が多いとされる楽天銀行から顧客を取り込みたいと言われています。
しかし、はっきり言って一度楽天銀行を利用するとみずほ銀行などの大手都市銀行の手数料の高さや不便さは目に余るものがあり、簡単にはみずほ銀行に顧客は流れないものと思われます。
みずほ銀行はATMなどの障害が非常に多く、信頼性を失って顧客も流出してると言われていますが、もしかすると楽天銀行のインフラを利用して堅牢さを高めたいという思いもあるかもしれません。
みずほ銀行の口座をある日全部、楽天銀行のシステムに移行します!とかの発表があれば面白いかもしれません。
さて、リアル店舗を持つ銀行とネット銀行の提携合戦ですが、どれが天下を統一するのか。先行きが楽しみになってきました。
