ラジオで辛坊治郎さんが、

 

「普通、こういう番組で本の紹介というと最初と最後だけチラッと読んで全部読んだ体で紹介することが通常なんですが、この本は面白かった!一気に本当に全部読みましたから。面白くて。」

 

みたいなことを言っていたので、

 

「またまたそんなことを。それも社交辞令なんでしょ。ま、そこまで言うなら読んでみるか。」

 

と思って読んでみました。

 

本当に一気に全部読んでしまいました。面白い!

 

月刊ムーというと、あやしい本の代表みたいなものですが、そういったあやしい本だからこそ、リアルに、学術誌並みに論理的じゃなければ売れないそうです。

 

あやしい話を何の根拠もなく紹介するだけでは読者は離れていく。読者を舐めてはいけない。読者は常に自分達作り手より知性が高い、みたいな事が書かれてあります。謙虚です。

 

全部が面白かったので、ここで本の内容を全部書くわけにはいきませんが、一番印象に残ったことだけ書くと、無農薬でりんごを育てることに成功し「奇跡のリンゴ」として映画化もされた木村秋測さん。

 

周りから、「そんなことできるわけがない」と非難されて苦労して実現できず、自殺までしようとされたお方です。

 

私もNHKのドキュメンタリーが放送されたのを見て感動した覚えがあります。

 

なんとこの木村秋測さんは、宇宙人に連れ去られたことを告白しているそうです。

 

しかも、UFO内部には別の外国人もいたと証言していて、その外国人も実際に後日見つかることになります。

 

話はそれで終わりではありません。某グローバル農薬企業も絡んできて、嘘みたいな本当の話になります。

 

あとは量子力学の不確定性原理の話も印象に残りました。

 

私たちが見ないと物事が確定しないことが物理実験で確認されていて、そのことはつまり、我を捨てて今だけを見るとそれが実現する、ということにつながっている、みたいなことが書かれていて、自分、「これって仏教じゃん」と思いました。

 

あとテレビで有名なFBI捜査官マクゴニールさんの話とか、証拠もあるし証人もいるので多分全部本当の話です。

 

本当に全部が面白かったです。

 

知性的な方にこそ、疑いの目を持ってぜひ読んでもらいたい、と思いました。