北米で金融詐欺(マルチ商法)の首謀者が数百万ドル(数億円)の被害を出した罪で逮捕されました。


なぜこのニュースをピックアップしたかというと、


日本では数100億円規模の被害が出てもなかなか逮捕されない


と言う現状があるからです。


北米ではたった数億円で逮捕ですよ。


北米では日本と比べて警察が動くのが明らかに早いですし、早く逮捕されるので被害拡大も食い止められています。


北米で逮捕された犯人ですが、禁錮10年+数億円以上の賠償金の支払い命令です。


たとえ数億円儲かったとしても捕まったら禁錮10年以上+儲かった額以上の賠償金が命令されるのであれば、金融詐欺の首謀者もなかなか詐欺を働こうと言う気にならないでしょう。


ところが、日本では金融詐欺の刑罰が弱すぎることで、マルチ商法詐欺が横行し、被害者が増え続けています。


しかも警察は金融知識がないのでなかなか動きませんし、刑罰も確か日本では数年+数100万円の罰金なので、これでは逮捕されても数百億儲かるので詐欺を犯した方が儲かることになります。


よくNHKニュースなどで「金融詐欺に注意しましょう」などと報じられますが、


そもそも警察が動かないので自衛するしかないと言うのが日本の現状で、だからテレビで「自衛しましょう」と言ってるわけです。(誰も助けてくれません)


お笑い芸人のTKO木下さんがSTEPNという詐欺に関わったことでテレビから消えましたが、あの有名なSTEPN詐欺でさえ、いまだにホームページを開いていて大規模な宣伝を行なってますし、支払いが滞っているという事実があるのに警察がいまだに動きません


北米と比べて警察の無能さが露呈しています。


マルチ商法の講習会に行くとわかりますが、


「来年は100億稼ぐぞ!えいえいオー!」


みたいなことを言う輩もいて、完全に欲に目が眩んで罪の意識が全くありません。


警察はこう言うのを放置していてはいけません。


欲に目がくらむ方が悪いという言い方をする人もいますが、


最初は疑っていても首謀者が巧妙に騙すので知識の乏しい若者とか、すぐに人を信じてしまう善良なお年寄りが騙されてしまい、被害に遭って中には自殺する人まで出ています。


カルト宗教問題もそうですが、絶対に放置してはいけない、と私は強く言いたいです。