KDDIの通信障害ですが、3日夜になっても完全復旧してないようです。
今回の通信障害の原因ですが、過去にNTTドコモが起こした通信障害とほぼ同じみたいです。
つまり、
1、交換機の部品を交換しようとしたが失敗
2、元に戻そうとしたが、戻すのに失敗
3、その間に携帯機の位置情報などの情報が大量に到着してしまい、回線が渋滞
4、回線の渋滞を戻せない
4の状態で丸一日以上経過してしまったようです。
と言うか、NTTドコモが以前通信障害起こした時にこの情報を公開してるのに、KDDIさんは「他人のふり見て我がふり直せ」とはならなかったようです。
個人的な勝手な予想では、4月に入社した新人君が3ヶ月の新人研修を終えた後、7月から新しく本格業務について最初に部品の交換を任されたけれども、新人君が初仕事でやらかしてしまった説に一票を投じたいと思います。
そして株価への影響ですが、結論から言うと、KDDIの通信障害で株価は下がらないんじゃないかと思いました。
下がらない理由と、下がる理由の両方を書いていきますので、参考にされる方はあくまでも自己責任でどうぞ。
株価が下がらない理由:
1、KDDIは通信だけじゃなくて銀行とかの金融業も大きく全体への影響は限定的
2、過去の通信障害でも株価への影響はほぼなし
3、顧客のKDDIへの信用は大きい
株価が下がる理由:
1、補償が莫大な額になった場合
利用者が3000万人以上いて、前回のドコモの障害時より影響範囲が広く、過去最大の影響が出たと言われています。
2、行政処分が厳しくなった場合
ドコモの教訓があるのに全く同じことやらかしてる上に、史上最大の影響範囲です。
ちなみにドコモは対策用に新組織を立ち上げました。
3、顧客の信頼が失われた場合
障害原因で嘘ついたりとかした場合
ドコモと全く同じことやらかしてるのに、対策が不十分と判断された場合
4、ソフトバンクの過去の通信障害では8%ほど株価が下がった
通信傷害に嫌気が差して数万人がソフトバンクを解約して影響が出ました
関係ありませんが、楽天モバイルの場合は今回のような理由で通信障害は発生しないと言われています。
交換機とかいう専門的な機械を利用しておらず、サーバーのような汎用的な機械を使っているそうです。
加入者数が500万人程の楽天モバイル使いの自分。低みの見物。
