アメリカ株価と日本株価が暴落したばかりですが、
リーマンショック前に起きた現象がアメリカで再び発生しているそうです。
なんでも、クレジットカードの利用限度額いっぱいまで借りている人が急増しているそうなのです。
これに加え最近、短期金利が長期金利を上回る逆イールド現象も発生しました。
これが発生するとアメリカ経済は本格的に不景気に突入すると言われています。
逆イールドは今年に入ってなんと２回目です。
悪い条件が揃いすぎています。
普通は景気が悪くなると金利を下げて景気を良くする手段がとられますが、
今回ばかりは金利を下げることさえできません。
インフレに拍車がかかるからです。
リーマンショック後は金利を０にしてなんとか乗り切ったアメリカ。
今回ばかりは手足を縛られた状態で不景気を乗り切らねばなりません。
景気を良くするために財政出動すればインフレになり、金利を下げてもインフレになります。
かといって金利を上げると景気がますます悪化します。
やばいです。これはやばいです。
打つ手がありません。
ちなみに日本の場合、財政を出動するという手が残されています。
