国家としてDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している日本。

 

何年も前からIT人材が不足してるって言われてるのですが、とうとう求人倍率が10倍を超えたそうです。

 

で、なぜ人材が集まらないか、その理由ですが、

 

1、給料が安い

2、長時間労働

 

とのこと。

 

残業が多くて給料が安ければ、そりゃ人は集まりませんわね。

 

じゃ、給料を上げれば企業も残業させ難くなって労働時間も減るはずなんですが、企業はそれを今までしてきませんでした。

 

給料が安くて長時間労働の原因ですが、

 

1、中抜き企業が相変わらず幅を利かせている

  大企業が賃金を上げて募集をかけても、中抜き企業が搾取するので労働者まで届きません。

 

2、下請けなので、「期限は絶対厳守!」とかのパワハラ体質が蔓延している

  IT業界で働いたことがある方は覚えがあると思いますが、下請けの企業ほど「期限は絶対!!」という風潮が蔓延してます。

  酷いところになると、途中で仕様変更しても期限は絶対変えない!って所もあります。

  そんな企業は人材不足でさっさと潰れてしまえ、と個人的には思うのですが、いまだにこんな企業が生き残ってるのが原因です。

 

これは日本に特に見られる現象で、こんな企業が日本社会の癌みたいに隅々まで巣食ってます。

 

この構造を変えない限り、これまで30年間衰退してきたように、日本はいつまでたっても衰退からは抜け出せません。

 

原因は分かってるのに変えられない。

 

バカですねぇ。