フジテレビの朝の番組で、久しぶりにガースーこと菅義偉さんが出演されてたので見てみました。
言葉がたどたどしいので非常に損をしているのですが、言ってる内容はとても重要なことを仰ってました。
さすが元首相。
で、その内容ですが、
1、安全保障の冷酷さ
民主党の鳩山元首相が「最低でも県外」と言っただけで、直後に中国が日本の漁船に衝突してきて、北方領土にベドベージェフ首相が上陸し、韓国大統領が竹島に上陸しました。
実際に米軍基地を移したわけではないのに、ただ米軍と関係が悪いと思われただけで、周辺の国家によってこれだけのことが行われました。
平和平和とただ叫ぶだけで平和が実現すると思ってる理想主義的な人たちに特に言いたい。歴史上、理想主義的な国家、他国の善意を信じた国家は侵略され滅びました。
今で言ったらウクライナがそれに近いです。
ウクライナは平和主義的な理想主義的な国家ではありませんが、それでも欧米やロシアから「核兵器を廃棄したら、私たちはあなたたちに侵攻することはしませんよ。」と言われて、他国を信じて(お人好し)「じゃ、核兵器を廃棄します。」と言って実際に廃棄したことで侵略されています。他国を信用せずに核兵器を持ってたら、今頃侵略されておらず、大勢が死ぬこともなかったはずです。
2、物価上昇対策の支出は不十分
5兆円じゃ、ガースーの私見では「不十分」とのことです。
全くその通りで、そもそもコロナ対策費用として5兆円だったのに、岸田首相は「物価上昇対策」に使うと、勝手に使途を変更しています。
コロナで疲弊した企業や個人に対して、この5兆円が十分に使われないことになりました。
これ、国民は黙ってていいのでしょうか!?
他にも妊活費用の保険適用など、ガースーは非常に良くやってたんだな、と今頃になって改めて思い出させてくれました。言葉がたどたどしいのが非常にもったいないのですけれども。。
