岸田首相が株主配当を社員の給料に充てるべきだと発言しました。
確かに配当金を社員の給料に使えば、賃金が上がって良いかもしれません。
ただし、配当金がない株式を一体誰が買うのでしょうか？
配当金がなくなった日本を想像すると、ちょっとゾッとしてきます。
まず株価が暴落します。
すると、企業の時価総額も暴落します。
企業は資本金が減るので、新たな投資をすることができなくなります。
これ、どうするんでしょう？
企業は新たな投資をしたくなったとき、一体誰が資金を出してくれるのでしょう？
銀行？
残念ですが、銀行はすでに企業からの信頼を失っています。
企業は銀行からお金を借りません。
日本に投資をする人がいなくなったら、一体、日本はどうなってしまうんでしょうか？
岸田首相の話を聞いて、本当に日本の将来はないと暗澹たる気持ちになりました。
