アニメ映画の「音楽」を以前レビューしましたが、
自分でも驚いてるんですが、10回以上見直してます。
同じ映画をこんなに見直したのは、自分史上初めてです。
とんでもない名作ですよ。この映画は。
はっきり言えばかなり下手くそな絵なんですが、とんでもなくリアリティーを感じてしまうのです。
それで、なぜこんなに見直してしまうのか?リアリティーを感じてしまうのか?
監督さんのインタビュー記事がありましたので見てみました。
1、7年もかけて作られている
いくらなんでも7年もかかるって、さぞダラダラ作ってたんでしょ、と思ったら、7年の内の時間の7〜8割はアニメの制作に注ぎ込んだそうです。
どうしても生活しなきゃならないので、後の時間はバイトなどで生活費を稼いでたそうです。
まさに人生をかけて作られた作品です。
2、たった一人で4万枚も動画を描いている
ただ描いたのではなく、一旦実写で撮影をして、その上で背景を下手な絵でわざわざ描き直したそうです。
これがリアルさを感じる理由でした。
どの場面も、実際にありそうな街の風景と学校の風景です。
こだわりすぎです。
3、豪華な俳優が声優に
作品に惚れ込んだ有名俳優さんが一発で出演をOKしてくれたそうです。
竹中直人さんなど超有名俳優も出演されてますが、竹中さんは作品に惚れ込んで自分から出演したいと監督さんに直談判したほどの作品です。
こんなに同じ映画を繰り返し見ることはないのですが、私の人生でこんなにハマった映画はありません。
ちょっと参りました。
もっと多く人に見てほしいですし、知ってもらいたいと思います。
