戦後史的に見ると、通常は円安になると日本の株は高くなるものでした。
円安(ドル高)になれば外国人にとって日本株が買いやすくなるからです。
ところが、ここ最近は円安なのに株価が下がってます。
この理由として考えられるのこととして、「日本の国力が本当に下がった」ということが考えられます。
考えたくありませんが、外国人から見ても日本企業に魅力がなくなった。
つまり投資してもリターンを得られるとは考えにくくなり、投資する意味がなくなった、ということです。
もう日本企業は家電も販売してませんし、パソコンもスマホも、半導体も、ほとんど日本製というものがなくなりました。
日本って何作ってるんだろう?と考えると、ゲームか車くらいしかありませんし、その車もEVでかなり危うい状況になりつつあります。
でも円安になれば輸出が増えるから日本にとっては有利でしょ。
と考えそうになりますが、もうすでに輸出が日本のGDPに占める割合は5%もありません。
仮に輸出が増えたとしても、日本にとってほとんど影響ありません。
GDPに占める割合で一番高いのは、個人消費で、これがGDPの半分以上です。
つまり個人消費が増えるような政策をとれば全てが解決するのですが、日本を潰したい財務省は消費税を減税しませんし、ガソリン税も下げません。
ガソリン補助金が出たとしても、最大でも5円安くなるだけなので、ガソリン価格は補助金が入ったとしても165円以下にはなりません。
解決策は明らかなのに、意地でも税金を下げない財務省の罪は深いです。
