もうATMが利用できないと言われても、またあの例のやつね。という感想しか出てこなくなるほどお馴染みとなってしまったみずほ銀行のシステム障害。
そのシステムはIT界のサクラダファミリアと言われ、一体何十年開発続けるんだよ、と業界の人たちからは言われてきた曰く付きのシステムです。
開発が難航した原因は、度重なる銀行の統廃合による、社内の政治的な理由による度重なる仕様変更です。
システムを理解できない社員がありえないシステムの変更を強要し、デスマーチが常態となり、いつまで経っても開発が終わりませんでした。
何十年もかかってやっと完成したと思ったら、稼働直後に大規模なシステム障害。その後も定期的にシステム障害を繰り返して今に至っています。
これは銀行の上位にいる人たちの政治的な思惑に根本的な原因があり、そのせいで顧客が不便を被ったわけです。
私は個人的には、かつてはみずほ銀行をメインバンクとして使ってきましたが、振り込み手数料の値上げや通帳の有料化など、顧客に負担を強いることが続いたため、もうみずほ銀行を使うことはほとんどなくなりました。
