原子の大きさって、0.1nmらしいです。
現在の最先端のCPUは5nmですが、これを使ってるのは現在はAppleのM1チップなどがあります。
じゃぁ、0.1nmまでは半導体の微細化が可能かというと、そうではないらしいのです。
原子1個の大きさが0.1nmなのですが、原子が10個ほど集まった状態(1nm)まで小さくなると、量子力学が働き始めるそうです。
量子力学では量子トンネルという現象があるそうで、なんでも電子が原子を飛び越えてしまうです。
半導体は電流を流したり流さなかったりでON/OFFを制御するのですが、電子が勝手に飛び出してしまってはON/OFFの制御がうまくいきません。
これが1nmでも起こるということで、現在の3nmまでは実用化の目処が立っているそうですが、多分、ここらへんがもう限界かもしれません。
うまくいけば2nmとか、もしかして1.5nmとかまでいけるかもしれませんが、いずれにしても半導体の微細化はもう限界を迎えつつあります。
4〜5年後の未来、半導体はどうなってしまうのでしょうか?
