AppleのM1チップに内蔵されるGPUのベンチマークが公開されたので、Intelの第11世代CPUのTigerlakeに内蔵されるXe GPUと比較し、ついでに過去モデルのdGPUとも比較してみました。
スコアはいずれもGeekbenchのOpenCLのスコアです。
Radeon Pro 5600M:45686(2019年MacBook Pro 16インチの最上位GPU)
Radeon Pro 5300M:27097(2019年MacBook Pro 16インチの下位GPU)
M1:18656
Radeon Pro 560X:17511(2018年MacBook Pro 15インチの最上位GPU)
Tigerlake:15406
ということで、TigerlakeのXe GPUよりAppleのM1チップの方が2割ほど高速で、驚きは2018年のMacBook Pro 15インチモデルの上位GPUよりも高速ということです。
外部GPUで言えばNVidiaのGeForce GTX950より若干高いスコアです。
OpenCLのスコアなので、Appleに最適化されたMetalのスコアではもう少し高速になるかもしれません。
TigerlakeのGPUは1世代前のIcelakeのGPUより2倍高速化!とかインテルが主張していましたが、それをあっさりと超えてくるApple、すごいです。
