日本でも100年程前スペイン風邪が流行ったことがあったそうです。

 

その時は今の日本の若者と同じように、ただの風邪だと甘く見て劇場相撲場所など、人が集まるところは休業しないで続けてたそうです。

 

その結果、どうなったか?

 

自力で回復して免疫を持った人が増えた結果、一旦は収束します。

 

なーんだ、と思うかもしれませんが、話はここからです。

 

翌年、免疫に対して生き残った新たなスペイン風邪が勢いを取り戻します。

 

ウィルスは進化します。

 

結果、今度は若者にも感染しやすい進化版スペイン風邪として猛威をふるい、日本でなんと50万人も死者がでたそうです。

 

今、日本で新型コロナウィルスの第一派が勢いを持ちつつあります。

 

ウィルスは人と人が接触しなければ収束します。

 

しかし、油断して人が再び接触するようになると、第二波として勢いを取り戻します。

 

こうして歴史的に見ると、第一派(被害者が少ない)の後、第二波(進化して被害が拡大)がきて大惨事になるそうです。

 

この歴史に学んだのが現在の疫学者で、その人たちはよく知ってるから、「とにかく接触を避けてくれ」と言うそうです。

 

しかしそこは人間の悲しい性、

 

「分かっちゃいるけどやめられない。」

 

その人間の理性が今、誰かに試されているのかもしれません。