技術者向けの発表で、ほぼSSDがいかに高速かみたいな話に終始してた感じがあります。

 

PlayStationって毎回技術革新を遂げてくるのがすごいです。

 

ボトルネックという考え方があって、PCとかは一箇所でも遅い部分があると、そこにつられてシステム全体が遅くなるという性質があります。

 

PlayStation5は、このボトルネックを解決してきました。

 

つまり現在はロード時間が一番のボトルネックで、これが遅いためにゲーム全体の体験が悪くなるのですが、これがほぼなくなるということです。

 

XBOXとかはCPUの演算能力はPlayStation5よりも良いのですが、今となってはCPUの演算能力が主なボトルネックじゃないので、そこを誇ったところでゲームの体験はそこまで変わるわけじゃありません。

 

そこら辺、PlayStationの開発チームは良く分かってるんだよなぁ。

 

ちなみに、

 

PlayStation1の時代は3D画像の処理能力の遅さがボトルネックだったのを解決し、

PlayStation2の時代はメモリ帯域幅の小ささがボトルネックだったのを解決し、

PlayStation3の時代はCPUコア数のボトルネックを解決(この発想は現在のGPGPUに発展しました)し、

PlayStation4の時代はCPUとGPU間のメモリ転送のボトルネックを解決し(XBOXの最新型でようやくこれを真似してきました。)

PlayStation5ではロード時間のボトルネックを解決してきます。

 

もちろん、全てのボトルネックが時代とともに徐々に解決されてくるんですが、技術的に革新的に解決してきたのってPlayStationだけです。

 

PlayStationのステマみたいですが、PlayStationの革新を後追いしてPCの技術が発展してきた事実もあります。

 

ということはGPUへのメモリ転送が不要になる技術やSSDの超高速化も、今後数年後にPCに取り入れられる可能性も(コスト見合いもありますが)あります。

 

PlayStation5に関しては、今までのゲームをプレイする分には、もうボトルネックはなくなると言っても過言じゃないかもしれません。

 

もちろん、今後VRとかARとかのゲームが一般化すれば、新たに別のボトルネックが発生するかもしれませんが、少なくとも今までのゲームに関しては、体感として不満はほとんどなくなると思います。

 

すごいです。PlayStation5