未発表の最新AMD Radeon 5500Mを搭載するなど、かなり力の入った新型MacBook Proです。

 

巷ではベタ褒めの記事ばかりなので、ここはあえて欠点をリストアップしてみようと思います。

 

1、CPUは旧型と同じ

 CPUは第9世代Core iで、15インチ版と同じです。

 それでも性能は若干上がったそうですが、誤差レベルです。

 インテルは10nmのCPUの製造に苦しんでいて、それの影響でこのクラスのCPUとしては第10世代のものが発売できていません。よっていまだに14nmのCPUです。

 

2、最新の無線LANには未対応

 IEEE802.11axというよりは、WiFi6と言った方が良いかもしれませんが、WiFi6じゃありません。

 CPUが旧型というのと同じですが、インテルの開発の遅れのせいでチップセットも更新できなかったようです。よってWiFi5のままです。

 WiFi6だと何が良いの?ってことですが、WiFi6は4.8Gbpsでの通信が可能です。

 しかしWiFi5のままなので802.11acまでの通信(最大1.7Gbps)まで対応です。

 

3、AI機能は未対応

 インテルは第10世代のCPUでAI機能をハードウェアレベルで実装しましたが、これにも未対応です。

 

4、値下げされたが消費税増税分でほぼ相殺

 15インチ版から円高為替の影響で1万円の値下げになりました。

 しかし消費税が増税されてるので、増税分だけで4千円値上げとなり、結局6千円ほどの値下げで抑えられてます。

 お得感が増税のせいで半減です。

 

5、大きく重くなった

 重量が170グラム重くなって2kgになってしまいました。

 2kgだと流石に持った時ずっしりと感じられるはずです。

 画面の大きさとのトレードオフですが残念です。

 

結論:

それでも欲しい!

アップル製品は悪い点を上げていっても、結局それでも欲しいと思わせる点が魅力です。

1〜3はほぼインテルのせいですし、4は日本政府のせい。アップルのせいなのは5だけです。

それも画面が大きくなって、バッテリーを大きくして使用時間が1時間延びてるのとトレードオフです。

 

悩むよねぇ。

インテルが第10世代(10nm)のCPUを出してたら文句なしで欲しい!ってなってたのになぁ。。