アメリカBloombergというメディアが、アメリカの経済格差の原因は、個人の素行不良や怠惰が原因ではない、という評論を発表して話題です。

 

そして、その証拠として日本をあげています。

 

つまり、日本人は犯罪を犯さないし、就業率は高いし、真面目だし、良く働く

 

なのに貧困率が15%もあるというのが、個人の素行不良や怠惰が原因ではない証拠だ。ということだそうです。

 

保守層(つまり金持ち)ほど自業自得論を支持しているが、それはステレオタイプ的な偏見である。

 

自分、回転すし屋で、子供を5人ほど連れた家族を見たことがあります。回転すし屋です。安いすし屋です。

 

そして、母親と思しき女性が子供たちに、「今日は⚪︎⚪︎ちゃんはお誕生日だから好きなもの頼んで良いからね。」と言います。

しかし、子供たちはどことなく緊張気味で、遠慮して安い皿のものしか取りません。(家は貧乏だということを知っているのです。)

 

お皿を1つ渡されるたびに、「ありがとうございます。」ときちんとお礼を言います。(すし屋に来なれてないのが見て取れます)

 

自分、こんな善良な家族が貧困で良いわけがない、と泣きそうになったことがあります。

 

こういう家族が、今日本には多くなりつつあります。

 

良い人たちで、一生懸命生きていて、真面目に働いていて、なのに貧乏です!

 

こんな社会に誰がした?!

 

もう日本は先進国ではありません。そう思ってるのは日本人だけという笑えない皮肉な現実があります。

 

こんな社会にしたのは、官僚(上級国民)です。

 

池袋で人を複数人轢き殺しておいて、献花台に近寄りもしない、人でなし上級国民がいましたが、ああいう人たちが原因です。

 

派遣や移民の受け入れ、消費税増税、貧乏人を貶め、金持ちや自分たちの組織、天下り組織には政治家に働きかけて様々な減税や各種優遇措置を受けます。

 

今話題のイデコも天下り団体で、普通の民間企業ではあり得ない税制上の優遇措置を受けています。

これも金持ち優遇。投資をする余裕がある人たちのための団体です。

 

「NHKをぶっ壊す」のN国が国民から一定の支持を受けているのも、NHK職員の異常な高級ぶり(平均年収1500万円以上!)に原因があります。

 

山本太郎が支持されているのも、消費税廃止を明確にしていて、社会の弱者層に目を向けているからです。

 

上級国民が社会の弱者にきちんと目を向けていれば、こんなことにはなっていません。

 

山本太郎やN国を非難する保守層がいますが、自分たちで作り出してることに気づきもしません。

 

それはステレオタイプでしかものを見れないからです。貧困層をそういう目でしか見てないからです。

 

 

今は韓国や北朝鮮や中国があんな感じだから、保守層が比較的支持されてますが、もう少し時間が立ってまともな野党が出てくれば、自民党も長くは持たないんじゃないでしょうか?