政府が1〜3月期のGDP成長率を発表しました。
中国発の輸出の減少や設備投資の減少、そして個人消費が落ち込んでいるのにも関わらず、何故か全体はプラス成長。
日本は内需が半分以上なので、国内消費が落ち込んだのに全体がプラスになるのは何か変です。
そう思っていたところ、政府が補正予算分でプラスになったことを認めたそうです。
つまり、補正予算による公共工事の増大です。
これ、タイミング的に消費増税するかしないかの最終判断の時期にGDPを無理やりプラスにするように補正予算を組んだと思われても仕方がない所業です。
これを仕組んだのは、内閣府と財務省だそうです。
戦前期は軍部による大本営発表が行われましたが、戦争の反省が全く生かされていません。
その時代に権力を持つ省庁が情報操作すれすれのことをして国民が現実を直視できないようにしています。
アメリカは減税をしました。中国も名前は違いますが消費税相当のものをどんどん減税しています。
そんな中、日本だけが省益のために増税に向けて一直線。
世界の笑い者。財務省は日本の恥です。
