Wiredが独占記事を公開しました。

 

ついにPlayStation5の開発が正式に発表されました。

 

その概要ですが、

 

1、発売は来年以降

  いきなり残念なニュースですが、今年の発売はありません。

 

2、CPUはAMDの第3世代Ryzen ZEN2ベース

  7nmの8コアCPUを採用するそうです。

  来年以降は多分5nmとかが普及すると思われるので、その頃には安価に入手できるのかもしれません。

 

3、GPUはカスタムGPUのRadeon Naviファミリー

  ちょっとにわかには信じられないですが、リアルタイムレイトレーシング可能な超高性能GPUだそうです。

  レイトレーシングって名前の通り、レイ(光線)トレースする技術です。

  正確な画像が生成できる代わりに、光の線を1本1本追って行く必要があるため、1枚の画像を生成するのにめちゃくちゃ時間がかかります。

  その代わりに水とかガラスのような表現はほぼ現実の物と同じ画像が生成できるようになります。

  これを本当にリアルタイムに毎秒30〜60枚以上生成できるのか疑問が残りますが、本当にリアルタイムレイトレーシングができるとすればかなりすごいです。

  ちなみにハリウッドでは同様のことをするのに1万ドル以上のプロセッサを使ってるそうです。

 

4、3Dオーディオ

  今では普通になってるかもしれませんが、当然のように次世代機にも採用されるそうです。

 

5、カスタムSSD

  今時のゲームって大容量のデータを当たり前のようにロードします。

  そのためHDDとかではロードが遅い!って文句が出るようになりました。

  そこで、高速なSSDが採用されるようです。

  ここで重要なのは、カスタムSSDと言ってることです。

  かつてソニーは、VAIOとかのPCにカスタムSSDを搭載したことがあります。

  複数のSSDをRAIDで接続し、同時並行的に読み書きすることで、通常のSSDよりも数倍高速に読み書きが行えるものでした。

  この技術が使われるかは分かりませんが、もしかするとスーパーウルトラ高速なSSDを使ってきて実質ロード時間ゼロということもないとは言えません。

 

6、PlayStation4のゲームも遊べる

  CPUは同じAMDのを使うので、ある意味互換性はあって当然かもしれません。

  かつてPlayStation3では、それまでのCPUとは異なる系統のCPUを使ったことで、従来のゲームが遊べると言っていながら、実際には複数のタイトルで互換性が取れなくなるということが発生してしまいました。

  今回はPlayStation4と同じ系統のCPUを使うということで、ほぼ互換性にも問題がないようです。

 

で、値段はいくらよ?

 

というのが気になるところではありますが、こればかりは発売されてみないことには分かりません。

 

最近はSSDの値段もかなり安くなりましたし、PlayStation4と同等の値段で発売されることを願うばかりです。