ヨドバシカメラの名前の由来ですが、現在新宿にあるヨドバシカメラ本店の地名に由来しているそうです。
ヨドバシカメラ本店は新宿駅西口にありますが、あそこは昔淀橋区と呼ばれていたことで、淀橋区のカメラ屋さんということだそうです。
じゃ、淀橋区の名前の由来は?
ってことで調べました。
時代はなんと室町時代に遡ります。
現在の東京都中野区に中野長者と呼ばれた大金持ちの鈴木九郎という人がいました。
その鈴木九郎さん、お金を現在の新宿中央公園辺りに隠しに行っていたそうですが、お金が重いので一人では持っていけません。そこで使用人と一緒に隠しに行っていたそうです。
ところがお金を隠した後、使用人がお金を盗んだり、誰かに隠し場所を言ったりするんじゃないかと心配になった鈴木九郎さん、なんと使用人を殺してしまいます。
で、お金を隠しに行くときに川を渡ったんですが、その川(現在の神田川です)を渡ってから使用人の姿が見えなくなったことから、以来、「姿見ずの橋」と呼ばれたそうです。
それから戦国時代を経て江戸時代。
第3代将軍徳川家光がたまたまその橋を通りかかります。
将軍様がその橋の名前を聞いたところ、「姿見ずの橋」というなんとも不吉な名前だったので、名前を変えるよう命じます。
「そういえばこの川(神田川)は京都の淀川に似ている。そうだ、この橋はこれから淀橋と名前を変えなさい。」ってことで、名前が淀橋に変わります。ちなみにその淀橋、現在も中野区と新宿区の境目に存在しています。(流石に江戸時代のものから作り変えられてますが)
ということで長かったヨドバシカメラの名前の由来ですが、まさか室町時代にその由来があるとは思いませんでした。
で、そのヨドバシカメラ。なんでも新しいサービス、ヨドペイを始めるそうです。
なんか、この名前、なんとかならないでしょうか?
ヨドペイって。。
バシペイはもっとダメだし、ヨドバシペイだと長いし。。
ヨドバシの名前の名付け親(徳川家光)にちなんでイエミツペイ、いや、ミツペイ、イエペイとか?
うーん、ヨドペイが分かりやすいのか。。
