NHKの「いだてん」の視聴率が1桁台に落ちたと話題です。
個人的には従来の大河と違う部分が逆にめちゃめちゃ面白いのですが、視聴率が振るわないということでその理由を調べてみました。
1、話がお年寄りには理解しずらい
従来の大河は主人公の子供時代からずーっと話が一本道で時系列順に展開していきます。
ところが「いだてん」は明治と昭和をいったりきたりします。
これがお年寄りには話が分からなくなる原因らしいです。
志ん生の落語とドラマのストーリーがコラボしつつ話が展開して行くところに面白みがあるのですが、従来の大河に見慣れたお年寄りにとっては、「志ん生の落語が出てくると話が分からなくなる。」ということだそうです。
ドラマ中に「昭和◯年」とか、「明治◯年」とか表示されるんですが、お年寄りには多分これが見えにくい。そして声での説明もありません。
お年寄り用にこの表示をもっと大きく見やすくする必要がありそうです。
そして、声で説明を入れるとか分かりやすく工夫する必要もありそうです。
2、若者はテレビを見ない
若い人にとって、原作者がクドカンですし「いだてん」は多分めちゃめちゃ面白いはずです。
ところが、若者は他のバラエティ番組などを見たり、そもそも最近はネットを見てテレビは見ません。
一番テレビを見ている層はお年寄りなんですが、先に述べたとおり分かりにくいという理由で「いだてん」離れが起きました。
代わりに若者が見ているかというと、若者はそもそもテレビは見ないので視聴率が下がったというところに原因があるようです。
