やっぱり、と言う感じですが、2018年のMacBook Proは2017年と比べて市場シェアが10.4%から7.9%に2.5%も下落したそうです。

 

あくまでも市場シェアなので、実際の売り上げが減ったのかは分かりませんが、それでも個人的に新しいMacBook Proは魅力が減ったと思わずにいられませんでした。

 

その理由ですが、

 

1、バタフライキーボードがダメ

 何ですか、あのペチペチって人を小馬鹿にしたような音は。

 スタバでドヤってる人をたまに見かけるのですが、ペチペチうるせーよって言いたくなる位人をイラッとさせる音がします。

 あの音だったら昔のキーボードみたくカシャカシャって音の方がまだ良いです。

 

2、タッチバーがダメ

 タッチバーって一体誰得なんだって言いたくなる程電気食いで、キーを押す感覚がなくなるし、ソフトが対応してないと全く使いものにならないものです。ちなみにタッチバーのおかげでバッテリの持ちが10時間から7時間に減ってます。

 

3、アップルらしからぬ複雑さ 

 ミニマリストのアップルを捨ててしまったのか、無理やりSiriに対応させたかったのか、いろんなチップを組み込んで複雑になりました。

 そもそもiPhoneでSiriってそんなに使ってないし。

 物事を複雑にするのはマイクロソフトのお家芸だったんですが、アップルも最近は真似してるようで非常に残念。

 

4、値段が高い

 これが致命的かもしれません。

 値段が高いんです。iPhoneも発表後の第一印象が革新性云々よりも、たっけーでしたから。

 

スティーブ・ジョブズが亡くなってから、もう私は数年前から言ってるんですが、どうもアップルは見た目重視、デザイン重視に偏ってしまって、使い勝手やシンプルさの優先度を下げてしまってると感じられてしょうがありません。多分、アップルの中の人も気がついてないほどの小さな比重の変化だと思います。

 

それでもApple Watchはシンプルで高性能という進化に成功した製品で、そういうものを作り出せるものをまだ持ってるわけです。

 

これからのアップルが使い勝手やシンプルさを優先するか、それともただの見た目重視のブランド会社になってしまうのか、それによっては今後の業績も大きく変わることになると思います。

でもデザイン重視になってしまったとしたら、最先端のIT業界ではおそらく生き残っていけないと私は思うのですが。。。