テレビ朝日でやっている「ハゲタカ」を見てみました。
視聴率も10%代をキープしているようで好調。痛快で面白いです。
ベッド会社の買収劇なんか、最近の大塚家具の身売り問題と似ている気がして、
「まさか大塚家具の自宅のベッドはフランス製じゃないだろうな」
とか思ったり。
ただ買収劇は現実世界にもありそうでリアル感があるんですが、
なんというか、人間が勧善懲悪で分かりやすいですし、現実の世界にはそんな人いないだろ、と見ていて若干冷める部分もあります。
「ハゲェタァカァー、冥利につきますよ!!」
って、金融屋はそんなに叫ばないだろ、とか。
綾野剛が大声で叫ぶたびに、
「そんな奴、現実の会社にいたらかなりやばい奴だよ」
と思ってしまいます。
あばれる君風に言うと
「違和感を感じざるを得ません!」
「自分はそうは思いません!」
となります。
そんな中、知人から「NHK版のハゲタカを見ろ」とやたら勧められたので見てみました。
自分、存在は知ってたんですが、仕事が忙しかったとかで不覚にも見たことありませんでした。
レンタル屋で借りたんですが、パッケージでかなり損してますね。なんか借りる気が若干失せるほど霞んでます。
いやー、参った!いろんなドラマ見てきましたが、ドラマで泣いたのって、何年ぶりだろう、って感じです。
超絶に面白いです。全6話一気見してしまいました。
今まで見たテレビドラマでは過去最高に面白かったです。
テレビ朝日版とは比較になりません!いや、比較したら失礼かもしれません。
もう別物です。
主人公はNHK版では大森南朋(おおもりなお)です。
テレビ朝日版で持った違和感は全くなく、金融屋は金融屋らしく、冷徹に企業を買収します。
しかし、冷徹な主人公は実は凄く良い人で、、みたいな描写が最高にたまらないです。
いやー参ったな、こんな凄いドラマ見てなかったなんて恥ずかしい。
NHK版は今こそ再評価されるべきです!
って、イタリア賞という世界のドラマを評価する賞で1位を受賞してたみたいです。
見たことなかった自分って一体。。
