マイクロソフトSurface Goを発表しました。

 

なんでも低価格で軽量ということで、iPadキラーになりそうと話題です。

 

そんなSurface Goですが、スペック情報から買いかどうかを考察してみました。

 

1、CPUがPentium Gold 4415Y

 2Core4スレッドだそうですが、なんでもベンチマークスコアがマルチスコアで4000にも届かないそうで、非常に低性能(core m3よりも遅い)。感覚的にはAtomプロセッサに毛が生えた程度になりそうです。

 iPad(プロじゃない低価格版)はCPUがA10で、スコアは6000程度です。

 ちなみにSurface Goはシングルスコアでは2000にギリギリ届く程度で、iPadはシングルスコアでも3462なので、体感的にもiPad(低価格版)の半分程度の低性能と思われます。

 

2、ストレージがeMMC

 ストレージは使用状況によってはHDDより遅くなることもあるeMMCを使用しているそうです。

 高価格版はSSDを使用しているので高速です。メモリのこともあるので(低価格版は4GB/高価格版は8GB)、もし買うとしたら高価格版一択になりそうです。

 

3、重さはiPadより若干重い

 重さは520gということで、iPad(478g)よりも40〜50g程度重いです。

 キーボードはSurface Go専用キーボードが227giPadのスマートキーボードは220g程度なので、諸々含めると重量差はもっと広がりそうです。

 

4、価格はiPadより高い(日本のみ非常に高い)

 個人的に低価格版は買ってはいけない地雷としか思えない製品なのですが、一応価格を書いておくと64800円+税。高価格版は82800円+税と、iPadよりも強気の価格設定です。高くなった理由としてはオフィスが付いてくるというのがあります。オフィスがいらない人にとっては迷惑千万な価格付けです。

 

結論:
 マイクロソフトの製品らしく妥協の産物です。安いからといって買ってしまうと、かなりの確率で後悔しそうな雰囲気です。特に低価格版は私なら絶対にお勧めしません

 多分ですが、アップルが安いiPadを販売し始めたので、急いで作って売ってしまえ!的な雰囲気で作っちゃった可能性大です。

 オフィスが必要な人も選択肢に含めるかもしれませんが、10インチという画面サイズで、かつiPadより低解像度の画面で満足に使えるかと言うと、最初は良いかもしれませんが使えば使うほど不満がたまってくる可能性は高いです。

 

 とはいえ、ネットやメールを見る程度の使い方であれば、一応選択肢に入れても良いかもしれません。(この場合、オフィスが本当に余計ですが)

 特にiPadと比べて迷ってる方は全ての面においてiPadに劣り、かつ高価格なので、よっぽどのことがない限りiPadを選択しておいた方が良いと思います。