手塚治虫って、もちろんすごい人ってのは知ってたんですが、実際にご本人の漫画を読んだことなかったんです。テレビアニメ化されたのを見た事がある程度です。
自分が読んだことある漫画といえば最近映画化された「いぬやしき」とか「戦艦いぶき」とか「BLUE GIANT」とかで、やっぱり最近の漫画の方が画力とかストーリーとか洗練されてるんだろうなー、とか思ってました。
一方、手塚治虫さんはなんだかんだ言っても結局は昔の漫画家さんだし、あまり読む気しないなぁ、とか思って読んでなかったんです。
しかし、ひょんなことでちょっとした暇つぶし気分で「ブラックジャック」を読んでみました。
そんな自分が恥ずかしい！！
ブラックジャック、スッゲーっ！！
実際に読んでみての感想です。
うっわぁ、やっぱスッゲーこの人。いや、この先生。いや、漫画の神様。
ストーリーが深い。そして続きがあるかと思えば一話完結だったりして、予想を裏切られます。
思ったのは最近の漫画は連続物で、続きがどうなるか知りたくなって読み続ける、みたいなのが大半ですが、手塚治虫先生の漫画は話が終わっちゃうんです。
でも次の話が読みたい！って思っちゃうんです。
何でしょうか、このアイデアの密度の濃さ。
すっごいです。
たまたま自分が読んだのが「ブラックジャック」という社会派の漫画で、自分の好みにあってただけかもしれません。
でも、これって、何度でも言います。スッゲーです。
