「この世界の片隅に」「シン・ゴジラ」「君の名は」全てを映画館で観ました。
全て面白かったですが、どれが一番面白かったのか厳しく順位を付けてみました。
もちろん、面白さの種類が違う映画に順位をつけて良いものか、というのはありますが、超個人的な勝手なランキングなので、人によっては違うと言う人もいることを断った上で、以下をお読みください。
1、この世界の片隅に
2、シン・ゴジラ
3、君の名は
強いてランキングをつけるとすれば、上の順位になります。
理由ですが、1位の「この世界の片隅に」は、圧倒的にリアルであり、なのにリアルではない感じもあって、淡々としているのに、だけど、なのに感動します。不思議としか言いようがありません。
実は、2回見てしまったんですが、2回とも泣いてしまいました。そもそも同じ映画を2回見に行ったこと自体が初めてです。。
見た後は1週間ほど、ごはんを食べたり、何気ない当たり前の生活をする時に「うっ」と泣きそうになる程の余韻が残ります。
正直、圧倒的1位です。
次、2位と3位ですが、こちらは僅差でした。いや、どっちもかなり面白いんです。
「シン・ゴジラ」の方ですが、怪獣映画なのにとにかくリアル。
多分ですが、子供が見ると少し退屈な部分もあるかと思います。その点は少し減点。
でも映画の定説を覆すストーリー展開で、驚かされます。
最後は3位の「君の名は」です。
こちらは絵が実写と見間違うほどのリアルさがあります。
見た後は切なさというか、時間の大切さ、ありがたさが分かるような気がします。
桜がすぐに散ってしまうのに、その桜の切ないところが良い、みたいな感覚、日本人には分かると思いますが、その良さが災害を経た日本人にはじわっとくると思います。
ただし、リアルなのは絵だけで、ストーリーはロマンティシズムどっぷりで現実感は皆無に等しく、ハリウッド映画を見た後みたいな感覚で見終わることになるかもしれません。
「あー面白かった!」で終わり。
それでも若い人が見ればかなり面白く感じると思いますし、だから大ヒットしてるのだと思います。
一応、「君の名は」を3位にしましたが、2位でも良かったかもしれない、と書きながら思ったりしてます。それくらい僅差です。
いやー、しかし邦画は面白い!
