かなり前に、バターの値上がりは円安のせいじゃないっていうのを書いたんですが、テレビ東京が「ガイアの夜明け」でバター不足を解消しようと奮闘する民間の乳業従事者の様子を伝えていました。
民間の乳業従事者は独自のルートで販売路を開拓しようと奮闘するのですが、家畜のエサ代を上げられるという嫌がらせしてくるホクレンなどの指定団体(天下り団体)
もっと悪いことに、バターが値上がりするように意図的に供給量を少なくしている指定団体幹部の発言。
これは国民に食品を行き渡らせるという団体の存在を自ら否定するもので、国民が困ろうが何だろうが自分たちが儲ければ良いとする発言です。
バターの値上がりは、農水省とその下部団体が組んで行っている所業です。
安倍政権が、これらの乳製品取引を改革するということで、今後はバターの値上げ操作はできなくなりそうなことが伝えられていましたが、トランプ政権になってTPPがなくなりそうな今、農水省が大人しく従うかどうかは怪しいものです。
