アメリカ大統領選挙が間近になり、そしてテレビ討論会が全て終了しました。

 

世論調査ではヒラリーさんがかなり有利になっていると報じられています。

 

個人的には、それ本当?と思わずにいられません。

 

その理由ですが、


1.アメリカは現在、反知性主義にあふれている

 リーマンショック以来、アメリカの貧困層と中間層は苦しんでいます。

 原因は、知性を持つことを自称する人の意見に従ったからです。

 結果、知性を持つことを自称する人たちは繁栄し、その他大勢は没落しました。

 日本もそうですが、数字で発表される景気統計と庶民の実体験とは違います。

 結局、騙された感は今も続いており、それが反知性主義の人たちの増加につながっています。

 

2,メディアは全てウォール街の仲間

 ヒラリー有利と伝えるメディアはほとんど全てヒラリー支持者たちです。

 お金大好きヒラリーさんとその仲間たち。みんなで協力してウォール街と関係ないトランプを追い出してしまおう。

 

3,ヒラリーはそもそも信用されていない

 ヒラリーさんはテレビ討論会では、すごく耳障りの良い発言をしていて、本当に言ってることをやってくれればアメリカは良くなるだろう、と思います。

 ところで、あんた今まで何十年も政治家だったのに、なんで今そうなってないの?今まで何十年もその機会はあったでしょ。

 

 

トランプがまともかと言えば、まともじゃありません。

 

しかし、少なくとも国民の本音を正直に代弁しています。

 

ヒラリーさんは言ってることをやってこなかったという騙しの実績があって、それを見透かされてるんです。どんなに言ってることが正しくてもどうせやらないでしょ、みたいな。

日本人が日本の民主党(民進党)に持っている感覚に近いと思います。

 

討論会でどっちが勝ったかの評価は、どっちが口が上手かったかの評価と同等です。

その中身が信頼されてるかどうかは別問題。

 

言ってる事に信用がないヒラリーさんと、表現が下手な正直者のトランプさん。

 

私は個人的にはどっちがなっても日本にとっては大変なことになると思ってますが、どっちがなっても大変なんだったら、一度従来とは違う政治家になってもらうのもありかと思います。