現行のMacBookはUSB Type-Cと言われる、小型のUSBインタフェースが1つしかありません。

これがMacBookを使うユーザにとってほぼ唯一?の不満と言われています。

ですが次期MacBookには、ほぼ確実に新インタフェースが採用されるはずです。

ただし、USB Type-Cの様な物理的な穴が増えるとかではありません

インタフェースは1つのままで、無線LANの新規格802.11adが採用されるはずです。

この規格、60GHz帯を使い、通信速度はなんと7Gbpsです。

USB3最大5Gbpsなので、有線でつないだよりも無線の方が速度が速くなります

過去の例を鑑みるに無線が大好きなアップルのことなので、この規格を採用した製品を出すのはほぼ確実です。

そして不格好になるものはドンドン削るアップルのことなので、唯一のインタフェースは充電用(兼通信用)となり、その他はバッサリ削って無線のみにする可能性が高い(つまり現行と同じのまま)です。

ということで、次期MacBookにインタフェースが増えないか期待している人は、アップルはそのような期待は裏切ると思っておいた方が良いかと思います。

そして、地味に便利になるのがTime Capsuleです。無線LANとHDDを組み合わせ、家庭内クラウドを構成できるあの製品です。

これはMacのバックアップを自動でとってくれる優れものですが、唯一、製品を初回起動した時だけはMacの全ディスクのバックアップを取るため、現行の802.11acの無線方式でも遅く、数時間、バックアップ容量によっては数日かかると言われています。

これが、有線のUSB3より高速化されるため、この初回の遅さが一気に改善されるはずです。

この無線の新規格802.11adですが、すでに規格は策定済みだそうで、2016年内にも対応製品が発売される予定だそうです。

今年の秋にはフルモデルチェンジされたMac Book Proが発売される予定と噂されています。もしかすると、この製品が最初の802.11ad対応製品になるかもしれません。