技術的なことはよく分かりませんでしたが、なんだか凄いということは分かりました。

ディープラーニングって、大量の猫の絵を見せて「これは猫の絵」と教えると、学習した後は全く関係のない絵の中から猫の特徴を検出して猫が含まれている絵を見つけることができるようになるそうです。

これを応用したのがGoogleのAlphaGoで、勝利した碁盤の配置を大量に学習することで勝利する手を読むことができるようになるそうです。

さらに車の運転も、偶然ぶつからなかったらそれを学習していって次から同じような動きをしていくんだそうで、なんだか心理学とか進化論みたいな話になってきて、これをコンピュータプログラムでやるのってなかなか数学的に大変そうだろうな、と思った次第です。

さらには感情を持つものも現れたりと、従来の人工知能ブームは全てのパターンを網羅していく力技だったものから、より人間らしい技術に進化したものらしく、今度の人工知能ブームは本当に本物なのかもしれません。

しかし、羽生さん、Googleのディプラーニング開発の中核の中核、内部にまで潜入したんだったら、ぜひ1勝負してきてほしかった、と思ったのはきっと私だけではなかったはずです。