パナマ文書

おもむろに話題になったパナマ文書ですが、税金逃れをした企業や個人がバレたということで、Wiki Leaksよりも世界に影響を及ぼすことになると大変話題だそうです。

なんでも、パナマの法律事務所のファイアウォールを突破して入手された情報だそうで、ファイアウォールを突破する技術も流出しつつあるそうです。

そんな中、ファイザーはアイルランドの企業を17兆円で買収することを撤回したそうで、これもパナマ文書の影響らしいです。

気になる個人では、習近平、プーチン、イギリスのキャメロン首相、アイルランド首相（パナマ文書がきっかけで辞任）、ヨーロッパサッカー連盟はこれでいかがわしい契約がバレてスイス当局が強制捜査に入りました。

気になる日本の企業ですが、

バンダイ、大日本印刷、大和証券、ドリームインキュベータ、ドワンゴ、ファストリテイリング、ジャフコ、JAL、石油資源開発、丸紅、三菱商事、商船三井、日本紙、双日、オリックス、日本郵船

ユニクロのファストリテイリングなどは強欲グローバル企業の代表みたいなものなのでやっぱりという感じですが、JALなんかは元々国営企業で、特殊法人を経て1987年に民営化されたとは言え、お前は日本国の為に税金払えや！と言いたくなるほどの企業もちらほら見かけます。

あと個人的に気になったのはドリームインキュベータで、ここの社長が朝まで生テレビに出演していて、「派遣社員など非正規は努力が足りない！」と発言して大ひんしゅくを買ってたのを思い出しました。

パナマ文書に関して「違法ではない」と言われることもあるそうですが、違法ではないが倫理観にもとる、ということは言えそうで、国際的に問題になってるタックスヘイブンの問題（メタルギアソリッドの話じゃないです）の元凶がここにあるわけです。

国際的な格差の原因の１つとも言われているタックスヘイブンですが、こういう卑怯なことをするところからもっと税金とりましょうよ。