なぜイスラム国ができたのか?みたいな特集をやってて、すごく興味深かったです。
一言で言ってしまうと、やっぱり格差が原因ということだそうです。
心理実験で、モノポリーという人生ゲームみたいなゲームを使った実験で、一人に絶対に勝つ仕組み(実験ではサイコロを2回振れる)を作ってゲームをさせると、勝つ側は絶対に勝つ仕組みのおかげで勝っていることを知っているのに、敗者に対して横柄な態度をとるようになるそうで、非常に面白かったです。
「格差なんか原因じゃない!」とか言う一部の右翼っぽい人もいますが、個人的にはやっぱり実態は格差が原因なんじゃないかと思います。認めたくないですが。
で、見ていて思い出したのが、2014年のベストビジネス書「資本主義の終焉と歴史の危機」です。
作者は水野和夫さんで、若干左側っぽい雰囲気は感じられるのですが、すごく勉強になり面白かった本です。
こちらにも書いたんですが、ざっとあらすじだけ書きますと、
グローバル化の流れは、以下のように進んでいるそうです。
1、地理的グローバル化により植民地から収奪
2、収奪の対象を発展途上国に拡大
3、収奪の対象を実物以外の情報・金融などに拡大
4、収奪の対象を時間的空間(未来世代からの借金)に拡大
5、収奪の対象を国内の貧困層に拡大←今ここ
で、現実を見てみますと、日本には難民や移民はほとんど見られないのですが、非正規雇用の人たちが格差の象徴みたいな感じでよく出てきます。
例えば最近、東芝が7800人をリストラすることを発表しましたが、あの数の中に派遣等の非正規雇用は入っているのか?と考えると、まぁ入っていないわけです。
つまり人生に大きく影響する人一人をクビにするのに、人として数えられていない。
一方で、粉飾決算と言われてもおかしくない犯罪スレスレのことをした歴代社長3人は、あの事件発覚以後も1億円も給料をもらっていたことが判明しています。
粉飾決算で訴追されそうになると、「意図的に粉飾したわけじゃありません」(つまり自分たちは天然バカでした、と認めることになるわけですが)と訴追を逃れ、天然バカなくせに給料は1億円(つまり自分達はそれだけの能力があり、それだけの貢献をしているのだ!)ももらうという、厚顔無恥っぷりを披露してくれるわけです。
東芝という、超大企業の社長ともなれば、金は持ってるはコネはあるわで、特捜も堀江貴文を逮捕するように気軽に逮捕することができなかったわけです。
もう日本も司法の独立がない未開の国、韓国をバカにする資格はありません。
と、非常に失礼なことを書いてしまったわけですが、でも現実はそんな感じで、非正規雇用の人たちは今回の件に関しても非常に不満を溜めてるんじゃないかと想像するわけです。
ドラクエで例えると、今「気合ため」をしている最中ということです。
「気合ため」の後に攻撃すると、会心の一撃並みの強烈な一撃がくるわけですが、それがイスラム国みたいな形で出てくることは十分にありえます。
でもそれは原因を突き詰めると、格差の放置、金持ち優遇社会が原因です。
でも、金持ちにすれば、それが現実になったとしたら、それ(テロ社会)さえも収奪の対象とするでしょう。
つまり、上の続きとして、
6、セコムなどの、警備・防衛産業の国内拡張
警備・防衛産業からどうやって収奪するかは分かりませんが、金持ちは何らかの仕組みを考えるはずです。
それは世の中のためじゃなくて、自分たちの利益のためですが。
一言で言ってしまうと、やっぱり格差が原因ということだそうです。
心理実験で、モノポリーという人生ゲームみたいなゲームを使った実験で、一人に絶対に勝つ仕組み(実験ではサイコロを2回振れる)を作ってゲームをさせると、勝つ側は絶対に勝つ仕組みのおかげで勝っていることを知っているのに、敗者に対して横柄な態度をとるようになるそうで、非常に面白かったです。
「格差なんか原因じゃない!」とか言う一部の右翼っぽい人もいますが、個人的にはやっぱり実態は格差が原因なんじゃないかと思います。認めたくないですが。
で、見ていて思い出したのが、2014年のベストビジネス書「資本主義の終焉と歴史の危機」です。
作者は水野和夫さんで、若干左側っぽい雰囲気は感じられるのですが、すごく勉強になり面白かった本です。
こちらにも書いたんですが、ざっとあらすじだけ書きますと、
グローバル化の流れは、以下のように進んでいるそうです。
1、地理的グローバル化により植民地から収奪
2、収奪の対象を発展途上国に拡大
3、収奪の対象を実物以外の情報・金融などに拡大
4、収奪の対象を時間的空間(未来世代からの借金)に拡大
5、収奪の対象を国内の貧困層に拡大←今ここ
で、現実を見てみますと、日本には難民や移民はほとんど見られないのですが、非正規雇用の人たちが格差の象徴みたいな感じでよく出てきます。
例えば最近、東芝が7800人をリストラすることを発表しましたが、あの数の中に派遣等の非正規雇用は入っているのか?と考えると、まぁ入っていないわけです。
つまり人生に大きく影響する人一人をクビにするのに、人として数えられていない。
一方で、粉飾決算と言われてもおかしくない犯罪スレスレのことをした歴代社長3人は、あの事件発覚以後も1億円も給料をもらっていたことが判明しています。
粉飾決算で訴追されそうになると、「意図的に粉飾したわけじゃありません」(つまり自分たちは天然バカでした、と認めることになるわけですが)と訴追を逃れ、天然バカなくせに給料は1億円(つまり自分達はそれだけの能力があり、それだけの貢献をしているのだ!)ももらうという、厚顔無恥っぷりを披露してくれるわけです。
東芝という、超大企業の社長ともなれば、金は持ってるはコネはあるわで、特捜も堀江貴文を逮捕するように気軽に逮捕することができなかったわけです。
もう日本も司法の独立がない未開の国、韓国をバカにする資格はありません。
と、非常に失礼なことを書いてしまったわけですが、でも現実はそんな感じで、非正規雇用の人たちは今回の件に関しても非常に不満を溜めてるんじゃないかと想像するわけです。
ドラクエで例えると、今「気合ため」をしている最中ということです。
「気合ため」の後に攻撃すると、会心の一撃並みの強烈な一撃がくるわけですが、それがイスラム国みたいな形で出てくることは十分にありえます。
でもそれは原因を突き詰めると、格差の放置、金持ち優遇社会が原因です。
でも、金持ちにすれば、それが現実になったとしたら、それ(テロ社会)さえも収奪の対象とするでしょう。
つまり、上の続きとして、
6、セコムなどの、警備・防衛産業の国内拡張
警備・防衛産業からどうやって収奪するかは分かりませんが、金持ちは何らかの仕組みを考えるはずです。
それは世の中のためじゃなくて、自分たちの利益のためですが。
