若者がテロに走る理由が述べられていました。
その理由ですが、

1.ISが巧妙に勧誘する
  参加すればお友達ができるとか、相手に合わせて話題を変えたり新興宗教並みの狡猾さで巧みに勧誘するそうです。

2.貧困
  欧州では特に若者の失業率が高いです。何回履歴書を出しても門前払い。何年も仕事を持てない人はネット上でこういう勧誘を見ると参加してしまう人もいるそうです。

ざっとですが以上の2点が主な理由だそうです。

で、以下は考えたことですが、欧州は多民族国家となっていて、特にアジア民族は差別を受けています。
多民族国家となった、と書きましたが、多民族国家に当時の政治がした、というのが正しいかと思います。

移民は受け入れるが職にはつけさせない、差別は当然のようにある。これじゃ貧困になって過激な方向に行く人が出るのも当然なんじゃないでしょうか?

ISが巧妙に勧誘するという理由もあるかもしれませんが、どう見ても貧困の方が原因としては大きいかと思います。

だって職につけて働ければ、いくらISが巧妙だからと言っても大多数は真面目に働く方を選ぶと思うからです。

ISを正当化する気は全くないのですが、これは欧州が自ら招いた問題で、ISはどちらかと言えばその弱みにつけ込んできただけかと思います。


誤解されそうなので何回でも書きますが、ISを正当化する気は全くありませんが、連合国による空爆で毎年10万人程度が死亡しているそうです。

報道ステーション古舘伊知郎さんが「誤爆もテロだ」と発言して物議を醸してますが、フランスでISが殺害した人数と、誤爆で殺された人数を単純に比較すれば、どちらがより悪いかは明らかです。

誤爆で殺された被害者の家族がテロに参加するという悪循環。

これは歴史的に欧州各国がアジアに侵攻、植民地化したことで恨みを買ってるからで、もっと遡るとキリスト教による十字軍侵攻とか、私みたいに宗教に関係ない人から見ればアホみたいな理由で恨み恨まれ、鶏が先か卵が先かのことを何百年も繰り返してるわけです。どちらかが止めないと、今後もずっと繰り返されます。

テロに屈しない、だから空爆する。向こうにしてみれば、家族が殺された、だからやり返す。お互い、どっちもどっちです。

そして、武器商人とその関係者がウハウハなわけです。

本当に、良い世の中ですね。こんな世の中に誰がした。