一生に一度の高額買い物をしたのに、それが欠陥品だったという問題で、購入者には同情します。

でも購入した相手が大手企業で不幸中の幸いだったかもしれません。

一応、旭化成は全て保証するということは言ってるみたいです。

もう10年前になるそうですが、ヒューザーと、カツラでおなじみの姉歯一級建築士による耐震偽装問題というのがありました。

ヒューザーというのがまさに弱小企業だったわけで、現在は破産してもう会社はありません。

で、住民保証は小嶋社長の個人資産5000万円あまりがあてられたそうですが、全然足りません。

大手から買ってないと、こういうことになってたわけです。


それにしても、あの耐震偽装事件の物件、その後どうなったのかを調べてみると、驚きの事実が。

東日本大震災にあったのにヒビ一つ入らず、元気ぴんぴんだそうです。

事件後に一部補強等が行われたそうですが、補強して大丈夫だったのなら、あの事件の騒ぎは一体なんだったんでしょうか?


旭化成の問題に戻ると、旭化成は子会社がやった。と言ってるそうです。

暗に自分のせいじゃない、と言ってるみたいで、見苦しいです。

そして攻撃されるのは子会社の方です。子会社の言い訳として、プリンタで印刷する時に無線が混戦して他の物件のものが混じってしまったそうです。

嘘つけーぃ!

技術的にありえません!

こんなことを言って子会社を攻撃するのは簡単ですが、言いたいことは、

大手企業に対するメディアの報道と、弱小企業ヒューザーに対するメディアの報道を比べたらどうなるか、ということです。

ヒューザーは破産、倒産、小嶋社長は詐欺罪で有罪。一方、大手企業の旭化成はどうなるでしょうか?

子会社の姉歯一級建築士はカツラがバレただけじゃなく、奥さんはこの事件でメディアに叩かれ、自殺しています。


繰り返しますが、大手に対しては、メディアはどんな報道をするのでしょうか?