以前もこのブログで書いたんですが、シャープってエバーシャープペンシルという商品がアメリカで売ってたのを日本で金属で作ってエバーレディシャープペンシルとして初めて発売した会社だそうで、それがシャープの社名になってるそうです。

日本語ではシャープペンシルで通じますが、そんなわけで完全に和製英語でして、本場ものはMechanical Pencil(米語)、またはPropelling Pencil(英語)と言うそうです。

そのシャープが危機に喘いでるそうで、2015年には2223億円の赤字へと転落し、2016年度は1800億円の赤字を見込んでいるそうです。

そんな中、一般社員の給与を2%削減するということで非難されてるそうです。

ネットで調べたところ、シャープの平均給与は業界標準程度らしいそうですが、平均年齢は高めだそうで、同年代の人を比べれば業界平均よりは安いそうです。

こういう時は上層部の年収を見てみないと分からないので調べてみました。

取締役は13人いて、全員合わせて3億1300万円が支払われているそうで、ざっと計算すると一人あたり2400万円程度の年収です。

大赤字を垂れ流したソニーの元社長ストリンガーさんなんかは一人で1年間に約10億円ももらってたわけで、強欲グローバル資本家に比べたら、非常に控えめな年収かと個人的には思います。

シャープって、シャープペンシルだけじゃなくて、世界初の液晶電卓を作ったり、ヘルシオとかプラズマクラスターとか、IGZOディスプレイとか、すごいものをたくさん作る技術力があるので必ず復活できます。

こういうことで文句を言うのではなく、こういう時だからこそ誇りを持って頑張ってもらいたいと思った今日この頃でした。