又吉直樹の「火花」

花火に始まり花火に終わるお話ですが、題名は火花です。

お笑い芸人さんらしく、笑いが満載のストーリーで非常に面白かったです。

「文學界」に掲載されたり、受賞を逃しましたが三島由紀夫賞の候補に選ばれたりと、話題だけではなくて、それなりの実力があります。

ページ数は150ページにも満たず、読みやすい文章で、一気に読めてしまうと思います。

惜しいのは、出だしの数ページの文章が若干覚束ない部分があったことです。

あと、期待値が高すぎると拍子抜けするかと思います。

でもそれを除けばビートたけしの小説を読んでる位に読みやすく、楽しめると思います。個人的にはビートたけしの小説の方が凄いとは思いますが。。

Amazonの評価では星１つの評価が結構ありますが、個人的な感想としては星１つってことは絶対にありません。

星４つ、いや星５つ付けても全然大丈夫かと思います。少しでも気になる方は読んでみることをお勧めします。