最近、ベースアップとかで賃金アップというニュースが多いです。

賃金が上がること自体は嬉しいニュースなんですが、ところで、実質賃金って物価の上昇分を除いた賃金のことです。

昨年、消費税が3%上がりましたが、例えば賃金が5%上がったとすると、5-3=2で、実質賃金は+2%上昇ということができます。

ところが賃金はそんなに上がらないので、実質賃金は19ヶ月連続で下落を続けています。

ベースアップとかで報じられる賃金上昇ですが、物価上昇分以下なので、実質賃金の下落は続いているわけです。

ところがところが、最近は実質賃金が上昇するんじゃないかと言われてるそうです。

理由は、景気がデフレに逆戻りするからだそうです。

つまり、不景気で誰も物を買わないからデフレが進み、実質賃金が上がるという、皮肉な現象に突入しつつあるそうです。

そして2017年4月の消費税10%ですが、こちらは法案が確定してしまいました。

日本の景気、これからどうなってしまうのでしょうか。。