最初はエイプリルフールネタかと思ったんですが、マイクロソフトSurface 3Proじゃない方。RTの後継?)を発表したそうです。

以前このブログで、マイクロソフトのことだから劣化版を出さないとも限らない、と書いたんですが、悪い予想は当たるものです。

軽量化したものの、かなりの低性能版を出してきました。

CPUはAtom x7-Z8700です。性能をベンチマークサイトで調べてみました。

結果、シングルコアのスコアが990マルチコアのスコアが3451です。

28W版Broadwell-Uのスコアはシングルコアのスコアが3000超えでしたので、28W版のシングルコアの3分の1以下の性能です。

ちなみに同程度のスコアを持つCPUを調べてみると、

Intel Pentium N3520
2166 MHz (4 cores)
993

というのがありました。今では販売終了してますが、2年前に発売されたBay Trailと呼ばれたCPUと同程度の性能です。

ちなみに新型MacBookに搭載されるCore-Mですが、こちらのスコアは2000弱程度だそうです。

総合的にみると、Surface 3はブラウザ専用機程度の性能しかないんじゃないかと思います。

ペンがついてるので、これを使ってイラストレーターとかで絵を描きたい人もいると思いますが、多分ですが、イラストレーターは使い物にならないレベルかと思います。

CPUの性能以前に、今時メモリが4GB、または2GBとか、アドビ系ソフトはもちろん、ちょっと重めのソフトは一応動いたとしても、使い物にならないレベルなんじゃないでしょうか。

薄型・軽量化したことで、あまり詳しくない人が飛びついて買いそうな感じですが、買った人はかなりの確率で後悔しそうな、残念な仕様です。
間違ってもクリエイターやデベロッパーは買ってはいけない代物です。
まぁ、標準搭載のメモ帳程度で済ませるつもりなら良い選択かもしれません。