インテルがアルテラを買収か

インテルってCore i5 / i7とかの主にパソコン用のCPUを作ってるメーカーで、元々はIntegrated Electronics Companyという会社名で、Integrated Electronicsの一部をとってINTELになったそうです。

日本語で言えば、総合電気会社みたいな感じでしょうか。何を作ってる会社か全然分からないので名前を変えて正解だったかもしれません。まぁ当時はインテル=CPUみたいなイメージがなかったので、インテルに変えても何作ってる会社か分からなかったかもしれませんが。。

そんなインテルですが、アルテラ社の買収に向け交渉中だそうです。

アルテラ社って、電子部品を設計してる会社で、音声チップとか、画像機器とか、そっち方面では世界的に有名らしいです。

ちなみに設計だけする会社なので、実際の製造は台湾のTSMC（Taiwan Semiconductor Manufacturing Company）に行わせてるそうです。

で、このアルテラですが、低消費電力のチップ設計を得意とするそうで、インテルがこの会社を買収すれば、今後はCPUの高速化よりは低消費電力化＋付加機能に力を注ぐことになりそうです。

CPUって現在は14nmで設計されてるそうで、この数字が小さくなればなるほどCPUが小型化・省電力化できるそうなんですが、その代わりに内部で猛烈な熱を発するようになって、CPU自体が熱で動けなくなるというジレンマを抱えてるそうです。

インテルがアルテラ社を買収するということは、もうこれ以上の高速化は難しくなってきてるので、生き残りをかけてアルテラ社がやってる様な別分野に進出する、という考えがあるのかもしれません。