リーダー格の18歳の少年の顔写真を見てみました。
目にぼかしはかかってましたが、一見して

「あ、こいつ近寄っちゃいけない奴だ。」

と思わせる感じの顔です。悪辣な表情。
一見イケメンなんですが、良く言えばホストくずれ。ちゃらいチンピラ風で、その風貌は立派な大人。

トラック運転手の父フィリピン人の母を親に持つ少年は、近所では以前から素行の悪い奴として評判で、この事件の前にもバイクに乗って鉄パイプで通行人を後ろから殴り飛ばすという、障害か殺人未遂かという事件を起こしてたそうです。

一方、被害者は母親が一人で昼夜を問わず働いている、田舎から上京してきたばかりの純朴な母子家庭

リーダー格の少年は自分で切りつけただけではなく、仲間の少年を脅して切りつけさせたそうです。
ISISみたいに跪かせてナイフで切りつけたという報道もあり、極めて悪質。

大人なら死刑になる可能性も十分あります。

ところが、被害者の少年は顔も名前も報道されるのに、加害者の方は顔も名前も伏せられる
現場検証もメタルギアソリッドみたいな箱に入れられて厳重に保護。

少年法では2~3年で釈放だそうで、少年法改正が叫ばれるのは十分すぎるほど分かりますし、大賛成です。

そんな少年法ですがグッドニュースが。
今回の様な重大事件の場合「逆送」というのがあるらしく、大人と同様に扱われて裁判にかけられるそうです。そして処罰も大人と同様になるということですから、まずは良かった。

被害者の母親の気持ちを考えると、少年だからと遠慮することなく、ぜひその悪質さを十分に考慮して判決が下されることを希望します。