麻生財務大臣がNHKの夜のニュース番組に出演したりして「増税しないといけない」、みたいな事を言ってましたが、

その無理矢理ひねりだしたような苦しい理由が、「国際公約だから」のたった1点でした。

しかし!その頼みの国際公約をした相手、アメリカのルー財務長官が、8%増税の結果に対してdissapointed(失望した)」と発言しました。

「dissapointed」の発言は、あの靖国神社参拝以来のことです。

そもそも、国際公約を真面目に守るのは日本くらいで、普通の国は守らないことが多いです。

「○億ドル支援します!」等と大声で叫んで国際社会の尊敬を得た後、ほとぼりが覚めた頃にさまざまな理由を付けて援助しないのが国際社会です。

日本人は生真面目に約束を守ろうとするのは良いところですが、国際社会においては非常識です。

某Sバンクの孫正義氏は、「100億円寄付します!」と大声で叫んでましたが、実際は自分が財団を100億円で立ち上げ、その運用益を寄付するだけだったそうです。

私も当時は賞賛するなどしましたが、今はあの時の賞賛を返せ、という騙された感で一杯です。

そんな消費税10%の理由の国際公約ですが、あっさりと否定することができるわけです。

財務省という象牙の砦に閉じこもった麻生大臣の視野の狭さが露呈してしまったわけですが、あのお方は墓穴を掘るだけなのであまりテレビとかには出られない方が良いんじゃないかと思います。