NHKの「日米開戦、知られざる情報戦」を見ました。

日本のスパイ新川(フレデリック・ラットランド)が米国に入り込んでいて、アメリカはドイツと日本、両方と戦争するだけの軍備の生産能力があると日本は知っていたというお話でした。

それだけでなく、イギリスは情報戦に最も力を入れていて、ドイツの暗号を解読し、ドイツとの戦争を有利に進め、それだけでなく、日本のスパイ新川をスパイと見破り、あえて泳がせることで日本の情報を収集していたそうです。

イギリスは日本がインドネシアに進駐する計画をつかみ、世論を操作する為にそれを報道機関にリーク。これでイギリス世論を抗日、経済制裁に向かわせます。

更に更に、アメリカとの戦争反対を唱える日本人軍人が次々に何らかの事件に巻き込まれ、発言力を失わされます。
もっとあり、日本のスパイ新川は、後に二重スパイだったと告白しており、日本の情報が筒抜けだった可能性があるそうです。

米国大統領ルーズベルトは当初日本との戦争に反対していたそうですが、「日本が更に南に侵攻し、アメリカと断固戦争する」等の嘘の情報が流され、ルーズベルトはその嘘情報により経済制裁に賛成することになったそうです。

そして、戦争を避けることができたはずの最後の砦、ハルノートですが、これを作ったのはハリーホワイトという人物で、米国政府内で発言力を持つ人物で、ソ連の意見ほぼそのままとなり、日本が絶対飲めない厳しい条件にさせられます。

ハルノートは当時暫定協定案という、日本が飲める条件とともに提示される予定だったそうですが、暫定協定案は何故かどこかに消えてしまったそうです。

NHKの放送は、一応公共放送ですし配慮が働いたのか明言しませんでしたが、はっきり言ってしまうと、ソ連や赤等の外国のスパイによって日本とアメリカが戦争をさせられたということです。

ソ連は当時満州国を巡って日本と対立していたので日本が弱体化すれば都合が良いわけです。
中国も日本と戦争したりしていて、日本が弱体化すれば都合が良いわけです。

現に、日本が戦争に敗れた後、北朝鮮はソ連の元軍人少尉(金日成)が独裁したわけです。

今、特定秘密保護法に反対してる人達は、報道の自由がどうのこうのとか言ってますが、報道の自由は保証されると政治家が何回言ってもそれを聞いていないか意図的に無視してるわけです。

反対してる人達って、もう1回日本に戦争させたいんじゃないかと疑いたくなります。