ここ数年の間に、ミツバチが大量死したとか、スズメの数が激減した等のニュースを時々聞くようになりました。

なんでだろ?とはちょっと思ってたんですが、最近、その理由が分かってきたそうです。

なんと、ガーデニングや農薬として使われる、ネオニコチノイド系の薬品だそうです。

この薬、2000年以降に使用されるようになり、効果がすごいというので一躍メジャー入りしたそうです。

ところが、何故こんなに効くのかというと、農薬が植物の内部に留まり、植物に触れたり食べたりした昆虫の自律神経や神経中枢を駄目にしてしまうからだそうです。

ミツバチの大量死の原因は、これによってミツバチが社会的行動を行えなくなるからだそうで、ミツを集めたり、集団で女王蜂を育てなければならないミツバチにとっては致命的。その集団まるごと全滅してしまうそうです。

そして、食物連鎖によって昆虫を補食する鳥などにも打撃を与え、スズメの数も激減することにつながっているらしいです。

ところで、食物連鎖の頂点にいるのは人間です。

植物の内部に薬品が滞留してるのにそれを食べたりするわけです。しかも中枢神経を駄目にするようにできていて、社会的行動が行えなくなる

これ、普通に考えて絶対人間にも影響しますよね?

ということで、欧州や、薬品業界との癒着が強いあの米国でさえも規制され始めたそうです。

ところが、日本だけは製薬業界と官庁の既得権益が強く未だに放置プレイ。何の対策も取られていないそうです。

これ、放置したままだと必ずB型肝炎訴訟みたく、禍根を残すことになりますよ。

それとも、ミツバチやスズメみたく、日本人全体を集団死に至らしめたいのでしょうか?