NHKの「決断間近！どうする？消費増税」を見た

NHKの「決断間近！どうする？消費増税」を見ました。

増税賛成派は財務省の御用学者か、グローバル資本主義家で、増税反対派は一般家庭をよく知ってる人や、家計の専門家でした。

あいかわらず「国民の借金は８００万円！」とか脅し文句が踊りましたが、お金貸してるのは日本国民の方であって、そんな言いがかりは本末転倒、財務省が広めた倒錯した言いがかりです。

また、「増税しなければ国債価格が暴落して手の打ちようが無くなる！」とか御用学者が言ってましたがそんな事、十年以上前からずっと言われてましたが未だに暴落してません。貸し手が日本人で、借り手も日本人だからです。これが外国人ならさっと引き上げて確かに暴落するでしょう。

増税推進者の言われた増税理由は、以前増税した時にも言われてた古典的な増税理由です。そしてみごとに失敗して景気が悪くなりました。またそれを繰り返そうとしています。

そもそも、せっかく景気が良くなりそうなのに（実際は円安による物価上昇でGDPが上昇したにすぎず、賃金は一切上がってないどころかむしろ下がり続けてます。また非正規労働者の増加による失業率減少と、見せかけ上の上昇で実態は全く良くなってません。）、消費税増税はものすごく足をひっぱります。そして、増税しなかった場合は好景気による増収が消費税の増税分を上回るはずです。

大臣の顔色を見てると、もう増税は内々に決定してるんだろうなぁ、と思わされましたが、増税した場合に、１年後、どれほど景気が落ち込んでるか、今から心配です。