報道ステーションで、麻生大臣が「ナチスのやり口をまねしたいね」みたいな発言をしたと報じられました。

そこの部分だけ聞くと、なんてこと言ってるんだこの人は、と思うんですが、文脈全体を通して聞いていると、どう聞いてもナチスを反面教師として、ナチスみたいにならないように、って言う意味合いで言ってます。

で、その文脈が流れた直後に、解説委員みたいな人が、「ナチスを見習うという発言は、海外では進退問題になる」と言ってました。

おいおい、今の麻生大臣の発言、聞いてなかったのか?!

ってちょっとびっくりしました。

中学生レベルの国語力があれば今の聞いてナチスを見習うとはならないだろ?!って。

こういうのを見ると、あぁ、ちまたでマスゴミと言われてるのはこういうところを言うんだなぁ、と妙に納得するんですが、

でも、良いところもあって、報道のやり方が、一部分だけ取り上げて、揚げ足取りをするのではなくて、発言の全体を報道したところです。そして、古館一郎が解説委員の発言を必死に訂正してました。そういうところは良くなってるのかなぁと思いました。

でもあの解説委員が新聞記者だったら、「麻生大臣、ナチスを見習いたい、と発言」とか事実をゆがめて書くんだろうなぁ、やっぱりゴミはゴミだな、と思った今日この頃でした。