ソクラテスと弟子との会話をプラトンが興した本です。
しかつめらしいことが書いてあるのかと思ったら意外に面白かったです。
会話調で読みやすいですし、気軽に読めます。
特にスピリチュアルな事に興味ある人は興味深く読めると思いますよ。
魂は全て知っていて、知識は「学ぶ」ことじゃなくて、思い出してるんだよってソクラテスさんが導くんです。
ソクラテスさんって「教える」ということはしない人で、全部質問なんです。
質問することが、相手を魂のレベルで思い出させることになる、と言っていて、そして実際に質問するだけで弟子達を導いていきます。
そういうことがこの本にはリアルに収録してあって面白いです。
答えは弟子達が導いた答えで、自分は本当に知らなくて質問しかできないんだよ。自分って無知だよね。(無知の知)ってことみたいです。
ソクラテスさん、謙虚な人です。
そんなソクラテスさん、本当に何も知らないと思ってるので、自分より物知りそうな人に質問しに行きます。
政治家に付いてるロビイストみたいな人(ソフィスト)とかにいろいろ聞きに行くんですけど、その偉そうにしてる人たちは結局最後は答えられないんです。
今で言ったら多分、セミナーで講演してる人とかに質問しに行ったんでしょうね。
で、最初は答えられるんですけど、それはこういう事なんじゃないですか?・・・みたいな感じで追求していくと、結局その人たちも答えに窮したり、矛盾することを言ったりするんです。
当然、講演会じゃないですけど、大勢の人がその場面を見てるわけです。
講演者にしてみればたまったものじゃないですよね。とんだ恥さらしです。
で、かなり恨まれたみたいです。ソクラテスさん。
今だったら多分、お前出てけっ!とか言われて乱暴に追い出されるのか、それか丁寧に、優しく、時間が無いとかそれらしい理由を付けて追い出すのかもしれません。
実際、ソクラテスさんはその無知な人達から殺されちゃうんですけど。。
で、ソクラテスさんはこの本でも言ってるんですが、
相手を答えに窮させる事は、相手を一時的には苦しめるかもしれないが、そのことによって相手は知的に向上するんだ。その人たちはそれまでは「知ってる」と思ってたんだから。相手の為になってるだろ?
みたいな。やっぱり質問調なのはソクラテスさんらしいところ。
ちょっと長くなっちゃいましたが、とっても面白い本でした。
しかつめらしいことが書いてあるのかと思ったら意外に面白かったです。
会話調で読みやすいですし、気軽に読めます。
特にスピリチュアルな事に興味ある人は興味深く読めると思いますよ。
魂は全て知っていて、知識は「学ぶ」ことじゃなくて、思い出してるんだよってソクラテスさんが導くんです。
ソクラテスさんって「教える」ということはしない人で、全部質問なんです。
質問することが、相手を魂のレベルで思い出させることになる、と言っていて、そして実際に質問するだけで弟子達を導いていきます。
そういうことがこの本にはリアルに収録してあって面白いです。
答えは弟子達が導いた答えで、自分は本当に知らなくて質問しかできないんだよ。自分って無知だよね。(無知の知)ってことみたいです。
ソクラテスさん、謙虚な人です。
そんなソクラテスさん、本当に何も知らないと思ってるので、自分より物知りそうな人に質問しに行きます。
政治家に付いてるロビイストみたいな人(ソフィスト)とかにいろいろ聞きに行くんですけど、その偉そうにしてる人たちは結局最後は答えられないんです。
今で言ったら多分、セミナーで講演してる人とかに質問しに行ったんでしょうね。
で、最初は答えられるんですけど、それはこういう事なんじゃないですか?・・・みたいな感じで追求していくと、結局その人たちも答えに窮したり、矛盾することを言ったりするんです。
当然、講演会じゃないですけど、大勢の人がその場面を見てるわけです。
講演者にしてみればたまったものじゃないですよね。とんだ恥さらしです。
で、かなり恨まれたみたいです。ソクラテスさん。
今だったら多分、お前出てけっ!とか言われて乱暴に追い出されるのか、それか丁寧に、優しく、時間が無いとかそれらしい理由を付けて追い出すのかもしれません。
実際、ソクラテスさんはその無知な人達から殺されちゃうんですけど。。
で、ソクラテスさんはこの本でも言ってるんですが、
相手を答えに窮させる事は、相手を一時的には苦しめるかもしれないが、そのことによって相手は知的に向上するんだ。その人たちはそれまでは「知ってる」と思ってたんだから。相手の為になってるだろ?
みたいな。やっぱり質問調なのはソクラテスさんらしいところ。
ちょっと長くなっちゃいましたが、とっても面白い本でした。
