たまには経済本を読んでみようかと思い、最近この人の本が売れてるらしいので読んでみました。

NY株価が高いとかよくニュースで報じられますが、この方によるとNY株主要30銘柄は政府によって買われていて、政府による株価操作が行われているとのことです。
その根拠はイギリスの銀行家がニュース番組でさらりとそういうことを発言したのだそうです。

これが本当だとすると、堀江事件の粉飾決算どころではなくて、国家レベルで会計詐欺まがいのことが行われてることになると思うんですが・・

これが中国とかならなんかやりそうだな、とも思うのですが、アメリカがそんなことするのだろうか?
でもアメリカは政府が主要企業の株を持ってるのは事実だし、本当のところどうなんでしょう?
ちょっと書いてあることが衝撃的でにわかに信じられませんでした。
読み物としては面白いんですけどね。

その他に、アメリカは負債が京のレベルに達していてもうボロボロで、ドルを紙屑のように刷り散らかしているから2012年にはドルが暴落するとか、ヒラリークリントンが2012年に大統領になるとか書いています。こちらは根拠が全く書かれてませんでした。

ま、ニュースをうのみにしてNY株価が上がったと単純に喜ぶのもどうかと思いますし、この本のように悲観的な情報をうのみにするのもどうかと思います。
読み物としては結構面白かったです。